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いい言葉は、言葉の処方箋

いい言葉は、言葉の処方箋

心にしみいる「言葉の処方箋」で、元気と勇気がわいてくる

画像の説明

言葉には
人を力づける
不思議な力があるものだ。

ただ言葉をかける。
それだけで
相手の心を温める。

自分自身に対してだってそうだ。

気持ちを明るくする言葉を、
ことあるごとに自分に
言い聞かせている。

「大人の絵本」言葉には人を力づける不思議な力があるものだ

モタさんの言っていることは、とくに新しいことでも何でもないのだけれど、
日々仕事や生活に追われる中で、忘れがちな大切なことを思い出させてくれます。


「祝婚歌」 詩人 吉野弘さん

「祝婚歌」
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいいい

二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

わかりやすい言葉で人間をうたった

2014年1月15日に87歳で亡くなった詩人 吉野弘さん
わかりやすい言葉で人間をうたった。

<二人が睦まじくいるためには 愚かでいるほうがいい>で始まる「祝婚歌」を披露宴のスピーチで耳にした人も多かろう。

作品が愛誦されることこそ詩人冥利だろう。

名前は頭に記憶されるが、詩は心に残る。


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