シルバー悠々考望(3)
隠居暮らしの活動
これからの団塊の世代が豊かに生きるための活動!
これからの長いシニア人生を豊かに生きるには
改めて、これから必要な『3つのづくり』
- 人とつながる生き方
会いたい人がいる=人間関係(仲間)づくり
シニア人生を孤立しないで、必ず誰かとつながった生き方をしよう。
お互いさまのヨコ型人間関係に心がけ、とにかく自分の弱みを見せることができる真の友だちをつくり、交流していく生き方です。 - 行くところがある生き方
行くところがある=居場所づくり
「何処どこに行けば誰かがいて、誰かとお喋りができて、何かすることがある」と言う「場」です。
毎日が日曜日の日々の暮らしで、自分自身の居場所を地域の中でどう見つけるかが大きなポイントです。 - 何かすることがある生き方
することがある=存在感(役割)づくり
仕事人生が終わった後の自己の存在感をどう形成するか、例え社会性がなくても趣味を地域に還元したり、町内会やボランティア活動などにシニア人生の役割を見出すことも必要不可欠だと思います。
これから必要な新しい3つのボランティア
私たち団塊の世代が65歳以上になる2012~2015年に向かって走り続けており、豊かに生きるために、それぞれの地域で私たちの力も問われるように思います。
今後ボランティアも従来型のボランティアではなく、新しいボランティアのニーズが高まってくると思います。
- 看取りボランティア
在宅や高齢者共同住宅で人生を終えられる方も増えてくると思います。家族介護も難しい時代、終末期にある方々を近くで見守り、話し相手になって。 - 市民後見ボランティア
認知症になられたり、加齢による意思能力の低下によって財産管理や人権擁護などいろんな分野でその方の代弁者として支えなければならない。 - コーディネーターボランティア
自分自身で何とかしたい、とか、友だちを見つけたい、と思っておられる方々に必要な団体や機関、組織を紹介する。
以上のような新しいボランティアのニーズが高まってくると思います。
NPO法人シーズネット代表 岩見太市 豊寿語録 通信01月号から