ボランティアとは!
宮城・県内 各災害ボランティアセンター募集状況
2011年は“大震災があった年”として、われわれ日本人にとって決して忘れることのできない特別な1年となりました。
あのとてつもない震災に直面して、人間として、何をどう考えどう行動に移すべきだったのか、重い課題を課せられた年であったともいえます。
ボランティアを希望する人たちへ
▼宮城・県内 各災害ボランティアセンター募集状況
▽名取市です。
被災した家屋の清掃や泥出し、仮設住宅への引っ越しの
手伝い、支援物資の配布などを行います。
全国からボランティアを募集しており、
活動を希望する人は
午前9時から受付を行います。
名取市増田の市民体育館内に設置されている
「名取市災害ボランティアセンター」まで直接お越しください。
ただし、団体は作業人数の調整のため、必ず事前に申し込んで
ください。
詳しいことは、
「名取市災害ボランティアセンター」
022-784-3029または
022-784-3040に問い合わせ下さい。
時間は、午前9時~午後4時までです。
▽岩沼市です。
被災した家屋の清掃や泥出しなどを行います。
多くのボランティアを募集しています。
活動を希望する人は、午前8時30分から受付けを行います。
岩沼市里の杜の市総合福祉センター内に設置されている
「岩沼市災害ボランティアセンター」まで直接お越しください。
また、8人以上の団体で参加される方は、事前にご連絡ください。
詳しいことは、
「岩沼市災害ボランティアセンター」
080-5949-7541 または
080-5949-7542 に問い合わせ下さい。
時間は、午前8時30分~午後4時までです。
宮城・NPO法人ボランティア募集
▼宮城の沿岸地域でボランティア活動をしている
民間のNPO団体「RQ市民災害救援センター」
では、ボランティアを募集しています。
活動内容は、救援物資の仕分けや配達、建物内の泥出しや
清掃作業などです。
活動地域は、気仙沼市唐桑、南三陸町歌津、石巻市河北と、
ボランティア事務局が設置されている登米市の4か所です。
ボランティアとして活動を希望する方は、
ホームページの 「参加条件」「注意事項」に同意の上、
メールアドレスを登録してください。
( http://www.rq-center.net/ )
参加機関・場所・活動内容などをメールで配信しますので、
条件に合う方は、メールに書かれている申請方法に沿って
申し込んでください。
先着順で受付け、正式なボランティア要請を電話または
メールで連絡します。
東北 動物ボランティア募集
▼公益社団法人日本愛玩動物協会では、
被災したペットの救援活動を行う動物ボランティアを
募集しています。
内容は、
・ペットの一時預かりボランティア。
・ペットの救護所内での救護活動。
・ペットフードなどの輸送ボランティアの3種類です。
希望者は、日本愛玩動物協会のホームページ
( http://www.jpc.or.jp )内の、
「東日本大震災の被害にあわれた方へのお見舞いと
動物救援活動」の項目から、動物ボランティア登録画面に進み、
必要事項を入力して送信してください。
ボランティアをしていただく作業が決まり次第返信があります。
詳しくは
日本愛玩動物協会
03‐3355‐7855 まで
問い合わせください。
東北 ボランティア活動保険加入のお願い
- 全国社会福祉協議会からのお願いです。
▼全国社会福祉協議会は、ボランティア活動を希望する人たちに
『ボランティア活動保険(天災タイプ)』への加入をお願いしています。
▼この保険は、
ボランティア活動中の様々な事故によるけがや損害賠償責任を保障するもので、
活動場所と自宅間の移動中に発生した事故も保障の対象になります。
また、食中毒や特定感染症、熱中症についても保障が受けられます。
▼加入手続きは、
各市町村の社会福祉協議会で受け付けていますが、全国社会福祉協議会は被災地の負担軽減のため、ボランティア活動を希望する人がそれぞれの居住地および出発地で保険に加入していただける様に呼びかけています。
災害ボランティア活動の注意点
- 現地での一般的な注意事項
●被災者へは近寄らず、声かけ、挨拶をするにとどめる。
●被災者の方や家などをジロジロ見ない。
●写真撮影は厳禁(報道関係以外の方は、災害対策本部の許可が必要)
●ゴミは自分で処理する(ゴミ袋持参で持ち帰る)
●ボランティア仲間とは、情報交換などをし話す機会を作る。
●仕事の割り振りには、進んで手を挙げる。
●割り振られた仕事にはクレームをつけない。
●依頼者やボランティア本部のマッチング担当者双方ともにできないことを依頼してくる場合があるが、依頼者には丁寧にどうしてできないかを説明し、本部には報告時にできなかった内容を詳しく説明すれば良いようになっているので、怒る必要はない。
●絶対に怪我をしないように、最新の注意をする。
●事故を起こさないように注意し、安全第一で作業する。
●仕事は休みをとりながら、無理はしない。
●水分や塩分の補給を必ずおこなう。
●手洗い、うがい等は、自分の衛生だけでなく、ボランティア仲間や被災者にも感染症予防となる。
ボランティアで新たな生きがいを見つけよう
- ボランティア参加がきっかけとなり、仲間とともにNPO 法人を立ち上げる団塊世代の男性も増えている。
ボランティア活動を始める前に…約束できますか?
無理のない活動を ボランティア活動は、自分の意思に基づいてする主体的な活動です。
活動内容や活動期間など、自分にあった活動を選ぶ!
責任をもって ボランティア活動は、自分から進んでする活動です。活動には責任を持つ!
やむをえず活動予定日に都合が悪くなって休んだり、遅刻する場合は必ず活動先に連絡する!(時間は必ず守って下さい。)
相手の気持ちを考えて ボランティア活動をするにあたって、相手の方の意思や考え方を尊重し、優しさを押しつけてはいけません。相手を理解するよう心がける!
活動を通じて知り合った方のプライバシーに関する事柄は絶対に口外しない!
一人で悩まずに相談 活動中に分からない事や困った事など、相談したいことが起きた時は、活動先の担当者の方やボランティア・センターの職員に相談する!
どんな事でも気軽に相談して早めに解決しょう。
人と人のつながりを大切に 活動先で知り合った人達との関係や、ボランティアを受け入れてくださる施設の方との関係を大切にしょう。
ボランティアの心構え
気持ちを尊重しあう (相手を思いやる)
活動に責任を持つ
無理せず継続的に (がんばりすぎず、家族への配慮、健康管理も)
楽しく活動
活動が軌道に乗ってきたころが要注意! 特に''理事''は肝に....!!
“リアル社会”では、
「挨拶もしない、名乗りもしない、御礼もお詫びも言わない」と
いうような人間は誰からも相手にされなくなるはずです。
★そもそも技術だって、その根本は「礼儀」なのです。
「相手を尊敬する」ことから、あらゆることは始まるんです。
「礼儀」は人間としての基本です。
by本田宗一郎氏