認知症の介護
認知症の介護と介護人の自立
認知症の最新情報! 2011年3月
認知症の高齢者は、“全国で270万人” 認知症の人が予想を超えて増えている!
おしらせ
「認知症 ともに支えよう」 ~放送予定~ (NHKテレビ)
- 3月7日(月):おはよう日本 (午前7時から)「支えよう 認知症のお客様」
- 3月8日(火):おはよう日本 (午前7時から)「地域で取り組む早期予防」
ゆうどきネットワーク(午後4時50分から)「寸劇で認知症を知ろう」
- 3月9日(水):お元気ですか日本列島 (午後2時5分から)「"笑いの体操"が地域をつなぐ」
ゆうどきネットワーク(午後4時50分から)「会話がはずむ 「れきハコ」の魅力」
- 3月10日(木):お元気ですか日本列島 (午後2時5分から)「口の中のケアで笑顔が戻る」
ゆうどきネットワーク(午後4時50分から)「認知症の人が支える 地域の安心」
- 3月11日(金):お元気ですか日本列島 (午後2時5分から)「園芸で生き生きと」
ゆうどきネットワーク(午後4時50分から)「うどんと朝市で地域とつながる」
ラジオでも放送します!
★ラジオジャーナル(午後10時から)
「私が支えます 認知症のお客様」 3月 9日(水)
「地域で取り組む早期予防」 10日(木)
「認知症の人が支える 地域の安心」 11日(金)
:
安心して暮らしていくために
地域でともに暮らす一人一人の
ちょっとした気づきや温かい見守りが
認知症の人の暮らしの安心につながります。
- 認知症 お役立ち情報 おかしいな?と思ったら 新しい認知症ケア
- 動画で見る新たな取り組み 認知症とともに生きる 認知症 心の声を聞け 徘徊(はいかい)による死を防げ
認知症 ともに支えよう http://www.nhk.or.jp/news/ninchi/index.html こちらから!
いつでも どこでも その人らしく http://itsu-doko.net/ こちらから!
認知症の介護の、「誤解」
「認知症になると、何にもわからなくなる」
「介護する方はツライが、されるほうはラクだ」
「認知症の症状は、よくならない」
認知症になると「失われた」機能が目立ち、感情など「保たれている」機能があることになかなか気づきません。
認知症になると、他人の表情から気持ちを読み取る能力が低下してしまいます。しかし笑顔、つまり「相手が幸せか、幸せでないか」を読み取る能力は最後まで衰えないことがわかってきました。
介護する人が疲れたり、精神的に追い詰められたりして笑顔になれなくなってしまうと、介護される人もそれを感じて不安になってしまうことが考えられます。
専門家によると、「いま介護に疲れている人や、これから始める人は、介護保険のサービスを利用して少しでも“自分の時間”を持ち、笑顔になれる余裕を作ることが、介護される人のためにも大切だ」とのことでした。
認知症でも忘れない? 脳の中での感情 介護のポイントは「笑顔」
世界で注目!コミュニケーション法
認知症が進行すると、コミュニケーションがとりにくくなることがあります。すると、本人の「気持ち」や「何を望んでいるか」などがわからなくなるため、介護する側にとって大きな問題になります。
そこでいま注目されているのが、「バリデーション」と呼ばれる認知症の人とのコミュニケーション法です。日本語で「価値を認める」というような意味があります。
ポイントは、認知症の人の気持ちに共感し、理解しようとすること。そのうえで下記のようなテクニックを使うことで、認知症の人とコミュニケーションをとりやすくなります。
認知症!介護の新技で症状が劇的に改善する
http://cgi4.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20100915
バリデーションのテクニック(一部)
1)アイコンタクト
アイコンタクトを取ることで、安心感を持ってもらうことができます。
2)言うことをそのまま繰り返す
つじつまの合わない言葉であっても否定せず、そのまま疑問形にして繰り返します。すると「自分の言うことを聞いてくれた」と感じてもらうことができます。
3)思い出話をする
認知症になっても、昔の記憶は残りやすい傾向があります。昔の思い出を話すことで、感情的に落ち着くことが期待できます。
4)やさしく触れる
完全に会話ができなくなった人でも、やさしく手を握ったりして「ここに家族がいる」と知らせると安心できます。
※上記のテクニックは、あくまで相手の気持ちに寄り添うことが目的です。介護する側が疲れていたりするときには、無理に行う必要はないとのことです。
詳しくは下記ホームページを参照して下さい
※公認日本バリデーション協会
http://www.clc-japan.com/validation/
介護人の自立とコミュニケーション
介護の抱え込みを防げ!
コミュニケーションや人間関係がこじれる本質的原因は、「ネガティブな感情・感覚(=生理反応)」
「コミュニケーションや人間関係の質を高めることは、人生の質を高めること」